先日の国宝探索の際、実は一番最初に、上田市にある生島足島(いくしまたるしま)神社に行ってきました( ・∀・)ノ。歴史を遡ると、806年の平城天皇の時代まで遡る(創建時期は不明)ことができ、太古より日本総鎮守と仰がれている神社で、生島神と足島神と2つの神様がいらっしゃるそうです。
また、皇室や武将の崇敬が篤く、北条国時が社殿を営繕、真田昌幸・信之等の武将が神領を寄進、武田信玄や上杉謙信の古文書もあったりします。また、天皇が都を定められる時には、必ず生島・足島の二神をその地に鎮祭されたそうです。そんな日本の歴史と共に歩んできた神社。
この辺の詳しい神社についてはウィキペディアさんかGoogle先生で興味のある方はお調べ下さいです。。
ここで、少し真面目な話ですが、生島神さんと足島神さんですが、長野郷土史研究会会員の岡澤先生の史跡解説を引用
祭神の生島神の「生」は、万物を限りなく育成・満ち足らしめるを意味し、「島」は国土を意味する。足島神の「足」は、物事の完全充足を意味する。両神とも満ち足りた豊かな国土を神格化した神である。
長野市風林火山特設サイトより
島という言葉を「国土」或いは「家族」と置き換えると、みんなが新しい命を授かる為や子供の成長などを願って、絵馬を奉納するという理由が分かります。
神社にはこんな欅の木もあります。男性、女性を象徴する造形があり、夫婦円満、子宝安産、延命長寿のご神木として崇められている。ホームページより言葉は引用。僕は中に入って見なかったけど、、。そんな不思議な欅の木があります。
元々神社にお住まいなのか?参拝に訪れたのか?分かりませんが、アヒルさんも参拝に来ていました。他の方のブログにも見受けられるので、昔からここに居るのかもしれません。
白馬から上田まで、2時間30分くらい。皆さんも何かご縁がありましたら訪れてみては如何でしょうか。僕は、歴史の足音を聞きたくて、また日本の真ん中の神社と言うことで訪れたのですが、調べれば調べるほど、複雑な心境に(^_^;)。いつか良縁があることを願いたいものです。