キビタキ君のその後ですが、お引き渡しした後、キビタキ君の体温が低下してしまい、お家を温めたり薬を飲ませたりして頂いたのですが、治療の甲斐無く亡くなってしまった。と、本日ご連絡を頂きました。僕の手許では治療が出来なかったので、最後は適切な治療を頂いて本当に良かったと思っています。
やはり、キビタキ君には、羽などには外傷は無かったと言うことで、原因は窓や車などにぶつかってしまい、頭を打っていたのではないか?と言うことでした。これらの事故は、森の中の別荘地のような場所には特に多く、大きな窓がある場合は、窓に印を入れておくと気付いてくれるので、出来れば鳥に分かる目印を窓に付けておいて欲しいとの事でした。
今は、写真でしかキビタキ君には会うことが出来ませんが、色々な方に支えて頂き、また最後は適切な治療をして頂き、キビタキ君は幸せだった。って心の中で思うようにしています。元々キビタキのような保護鳥でない鳥は、自治体も保護する義務は無いそうで、無いにも関わらず色んな方に支えて頂いてくれたこと。その善意のつながりは、キビタキ君が残してくれたものとして、これからも大切にしていきたいと思います。
末筆となってしまいましたが、最後まで適切な治療に当たって頂いたHさん、野鳥の保護の仕方を教えてくれたニレ池さん、保護鳥で無いにも関わらず相談に乗って頂き適切な引き受け先を探して頂いた林務課の方、そして気にかけて頂いたブログを御覧頂いている皆様、楽しい思い出を沢山提供してくれたキビタキ君に感謝申し上げて、最後の報告とさせて頂きたいと思います。
ホントに有難う御座いました。