日本の経済の中心?であり、ニュースでも度々登場する東証。この東証ですが、平日は無料で見学をすることができます( ・∀・)ノ。今回は、日&月と東京に居たので、茅場町まで行ってきました(前見に行った時は、日曜日だと言う事を忘れてた人弱冠一名)。
エスカレーターを登って少し歩くと、アローズのぐるぐる回ってるやつに出合います。コレ実は、速度が急に速くなったり遅くなったりします。絶対これ壊れてるっ!!って思ってたら、どうやら取引量によってスピードが変わるそうです。ごめんよ~東証さん。
その近くで、取引に便利なソフトが紹介されているパソコンコーナーがあるのですが、何やら右下に赤い文字が見えます。声を上げて読んでみた「契約更新の時期が近づいてきました」(おいっw)
見学スペースに入ってすぐ右側では、様々な証券史料が見られます。
その中に山一証券の株券を見つけました。実は山一証券は山梨県出身の創業者小池国三によって創設されています。山一と言えば、経営破たんの会見の時「社員は悪くありませんから」の大泣きコメントは皆さんよくご存じでは無いかと思います。その会見をした社長さん野澤正平さんは直前に社長交代させられ、就任時には手遅れの状況で、言わば尻拭いをさせられた立場の人だったりもします。
この涙の会見の裏には、後に2つの意味があったと述べられています。一つは社長として、100日間がんばったけど、力が及ばずに、ああなってしまったという悔し涙、そして2つ目は山一證券に在籍した7700人の従業員、関連グループ会社を含めて1万人、さらに彼らの家族を含めた3万人がこれで路頭に迷ってしまう。なんとか助けてもらいたいと訴える涙だったと後に語られています。
そして、自主廃業の業務に追われる傍ら、自ら社員の履歴書を持って求職活動をするなどしたそうです。このような経緯やその人柄もあって当時の社員からは未だに大変な尊敬や信頼を受けており、現在でもしばしば交流を行っているといるそうです。そして、結果として、全社員が応じても余りあるほどの求人を受けたそうです。
野澤正平さんはその後IT業界に身を投じた後、センチュリー証券(現・日産センチュリー証券)社長に就任。2009年退任されたそうです。ちなみに野澤正平さんは長野県長野市のご出身だそうです。以上ウィキペディアさんからの殆どコピペでした。
以上、話が脱線してしまいましたが、無料で中も見学できるので、近くに寄られた際は見に行ってみては如何でしょうか( ・∀・)ノ