今日は、「東京」に行って来ました。でも東京と言っても、東京都の東京ではなくて、信州の山の中にある「長野県長野市の鬼無里にある東京」です。長野県の白馬村や長野市の中心部からは、車で約1時間くらいの所にあります。とても長閑な風景が広がる東京で、バスが1日数本しか来なかったりで、東京都の東京とは違う風景が広がっています。
鬼無里の東京の地名は「とうきょう」では無くて、「ひがしきょう」と読みます。鬼無里には遷都伝説が有り、天武天皇の時代に、都を鬼無里に遷そうとしたと言う、伝承が残っています。その為、京風の地名が多く残っています。
東京(ひがしきょう)に隣接して西京(にしきょう)。三条や四条といった場所や、猿田彦命(さるたひこのみこと)を祭神とする白髯(しらひげ)神社、春日神社、加茂神社など、古くからある神社も、京都や奈良にある神社と同じ名前が残っています。
鬼無里は山間に広がる、とても不思議な場所です。
なお、こちらの東京は観光地ではありませので、訪れる際は地元の方の迷惑にならないように配慮をお願い致します。